ニコニコ農家の奮闘記

2019 3.31


すいかの種まき体験を行いました。

本日、「すいかの種まき体験&すいか畑の様子見学会」を行いました。

ちょっと大げさな言い方をすると、土肥農園でお客様と一緒に行う

初めてのイベントだったのです!

 

今回は1組4名のご家族さまに参加していただきました。

Facebookやブログなどでは2組までと募集しましたが

狭い育苗ハウスでの作業になるので、結果的に1組さまで良かったように思います。

 

育苗ハウスの中で行う種まきですが、

それでもお天気に恵まれればいいなァ~、と願っていました。

が、しかし・・・

今日は曇ったり晴れたり、雨が降ったり、そしてなんと吹雪になったり、

目まぐるしく変わる天気でした。

そのため、育苗ハウスの中も急に暑くなったり、寒くなったりで

ちょっとびっくりされたのではないでしょうか。

 

今の時期、育苗ハウスの中には定植(畑に苗を植えること)間近の苗から

接ぎ木したばかりの苗、そして接ぎ木前の夕顔の芽やすいかの芽など

それぞれ違った大きさの苗があるので、

それらを説明させていただくと、小学生のすいか大好きキッズは

「え~!」とか「葉っぱが大きい」などと楽しそうに聞いてくれました。

 

そして、いよいよ種まき。

兄妹でいっしょに育苗箱に土を入れてもらいました。

種まき用の土はさらさらしているので、あまり手も汚れないんですよ。

いっぱい土をいれたら水に浸して、さあ種まきです!

今日は600粒の種をまいていただきました。

小さい種をお箸を使って丁寧に並べていただきました。

細かい作業なので、お兄ちゃんは肩が凝った!と(笑)

お父さんが一番早く沢山並べられたのがビックリでした。

 

これは、先日種まきをして、今朝、芽が出たばかりのすいかです。

殻を被ったまま芽がでるのでその殻を取っているところ。

小学生の小さい手だとやりやすいのか?それとも彼女が器用なのか、

さっさか取っていくのです。初めてやったとは思えない上手さ!ビックリです!

 

その後はこれから苗を植える畑を見学していただき、

パソコンの画像ですいかの育っていく様子を見て頂いたりしました。

そして、最後に当農園で収穫した越冬野菜(根菜類)を使った簡単なお料理で

お昼を食べて楽しいひと時を過ごしました。

 

普段は農家仲間としゃべっていると、ついつい専門用語ばかり出てしまいますが、

お子様や農家以外の方に説明するために、私達もどんなふうに説明したら

わかりやすいのかを考えるのが、とても楽しいし勉強になる気がするのです。

そして、普段やっている作業も、こうして客観的に見るとまた新鮮に見えます。

 

そして何より、すいかが大好きなお子様やご家族の笑顔を見ることができて

本当に楽しいひと時でした。

 

今日の種まき体験を通して、ほんの少しですが、作物を育てる面白さを伝える種まきが

できればよいと思います。

 

今日蒔いた種が実のは8月のお盆前になります。

そのころは楽しい夏休みですね。

また農園に遊びに来てくれたら嬉しいです。

 


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