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ボクも長野県の就農制度を利用させていただき、就農しました。
ボクが利用したのは、まず新規就農者プロジェクト研修。(03年4月〜12月)
これは現在、基礎研修といわれているもので、農業の知識、経験のないものが、
県農業大学校にて座学、圃場実習、また近隣農家での農家研修を受けながら、
農業とはなにかを知り、やりたい作物、そしてそれに応じた就農地の選定を行う研修です。
カラキュラムは選任の就農コーディネーターと相談しながら、学習段階に応じて自分で決めていきます。
ボクも一切の知識も経験もなかったので、この制度は本当にためになりました。
学校での授業、圃場実習はもちろん、農家研修を3軒も経験させていただいたのです。
これは本当に勉強になりました。通常の研修だと1軒の農家さんに教わるのが普通ですが、
この段階で複数軒の農家さんを体感できたことは今でも大きな財産になっています。1軒の農家さんに
ベッタリで勉強するのは後で出てきます「里親研修」で経験できるので、この時期はやはり多くの現場を
経験するのが重要です。
また「先進農家視察」として多くの篤農家さんの元へ就農コーディネーターが案内して下さいました。
この研修の素晴らしいのは、本人のやる気次第でより多くの出会いの場を提供してくれることです。
深い学習は後で十分です。
良い悪いの判断はその時はどうでもいい。
多くの情報を自分のハードディスクにぶち込んで下さい。
後々、自分の中で発酵して、あらたな「気づき」につながりますよ。
そしてこの研修時代の同期生達。
年齢、経歴、出身地、全てバラバラでも全員が農業同級生。
損得の駆け引きのない、本当の貴重な仲間となりました。
私の場合は4月に始まった、プロジェクト研修は12月に修了。
翌年1月から里親研修に入りました。
里親研修とはより就農に対して具体的な研修で、自分の希望する作物、及び就農希望地で登録していただいている
里親農家さんの元で、より専門的かつ具体的な技術指導を受けながら、その里親農家さんのお力で、農地、借家、
農機などを探し就農への準備を進める研修です。市や町によっては行政が情報を把握している場合もありますが、
やはりそういう情報は人と人の信用の間に行き来します。
いきなり、新規就農希望者が農地や借家を希望してもなかなか受け入れてもらえなくても、地元の篤農家さんである、
里親さんのお力によって「あの人の頼みなら」とか「あの人の弟子なら大丈夫」と、前向きな話ができるのです。
農業の技術を覚えるのも大事ですが、地元に溶け込むことも大変重要です。
このように長野県の新規就農制度は大変、優れております。
ボクはいまでも研修時代の仲間達と大変仲良くしていて、「ぷ組」というネットワークを持っています。
新規就農に対しての悩み、相談、もしございましたら、お気軽にご相談下さい。
私だけではなく、ネットワークの仲間も含めて、いろいろお答えできると思います。
共に日本の農業を盛り上げましょう!
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