トップページ>農の道、その歩き方
      農園主の声  


農業って言葉が思いつき、根拠の無い決心をしたのが03年の2月。
あれから丸4年が過ぎました。

多くの奇跡的な出会いを繰り返し、ボクは国内でも有数の農業技術を持った多くの指導者に
巡り合うことが出来ました。


その出会いはボクが農の道に踏み込む時に、一切の知識も経験もなかったからこそ
得られたのかも知れません。


感じた現場には顔を出す。
社交辞令で「よかったら見にきませんか?」なって言われたら、ここぞとばかりに押しかける。
そして、そんなバカなボク、そしてボクと行動を共にする仲間達を大きな心で受け止めて育て上げて
下さった、多くのみなさま。


いまあるのはそんな「こだわらない・決めない」心とそれをイヤな顔を一切せず受け入れて下さった
多くの皆様の愛にささえられてのことです。



ボクは同志、(研修生時代の同級生を中心として、熱意と行動力に溢れる仲間達で“ぷ組”という
名称をつけました)と共に現在、年間17回の自主開催の先進農業技術勉強会を行っています。

通常、農家のみが集まっての自主開催の勉強会自体も珍しいのに、
それが新規就農者中心で、栽培品目、農法もバラバラであり、なおかつ年間17回も開催し、
多くの方が、休まずに参加していること、
全国を見渡してもこのような取り組みは皆無ではないか
と、思っています。

「こだわらない・決めない」心がこのような、素晴らしい講師の先生方、仲間との出会いに
繋がりました。

そして全国トップの技術指導者で巡り合えたこと、そして我々にそのようなチャンスを
与えていただけたことに心から感謝しております。


内容は土壌分析、土壌肥料学、植物生理、土壌微生物、
そして無機学をベースにしたその上での科学的根拠をもった有機栽培の優位性。

ここで大事に考えているのは技術を学ぶことが目標にならないこと。
例えば、ある出荷団体が生産者の技術アップのために勉強会を主催すると、
生産者が、その出荷団体で出荷するためにはこの技術を学ばなければならないとなりがちです。

また、これをマスターすれば、品質がよくなるとか。
ある特定の技術をマスターすることが目的化されてします。

僕達は、学んだ技術生かして、自分の栽培の中でどう判断しどう使っていくか?
学んだ技術で何をするのか?


自分で状況を判断した上で、活用して自分自身で品質向上に生かすことを目標としています。
何度も触れてきましたが、ここまでボクを育ててくれたのは、人との出会いが全て。
でも、いくら人に巡り合うチャンスに恵まれたとしても、
その時に自分自身の考え、意見、ビジョン、目標にこだわっていては、
新たな可能性を得ることは出来づらいと思います。
自分の思い、考えに捉われず、それ以外にも無限に広がる可能性を、時には持論を捨ててでも
受け入れること。

それが新たに進化した自分を作り上げることに繋がっていきます。
そう、自信だけではなく、無限に広がる「他信」を受け入れること。
最初にボクが「その出会いはボクが農の道に踏み込む時に、一切の知識も経験もなかったから
こそ得られたのかも知れません。」

と言った真意はここにあります。


ボクはオフシーズン、農閑期は「人に会う時間」と考えています。
ウチの経営も決して楽ではないので、アルバイトでもすれば良いのかも知れませんが、
上に書いてきたように農家として生きていく上での自分への最大の投資なんです。



僕個人、または仲間と共に回った土地は、
  05年 秋→ 大分、茨城県つくば、県内東御市、小諸市
       冬→ 石川県川北町、三重県鈴鹿市

   06年 冬→ 愛媛県内子町、高知県本山町、石川県輪島市
      春→ 愛知県豊橋、千葉県冨里
      秋→ 埼玉県浦和市、和光市、石川県輪島市

   07年 冬→ 東京都板橋区、千葉県冨里市   
        春→ 滋賀県彦根市


これ以外にも県内の仲間の圃場も多数回っています。

全ての出会いが「宝」となって輝いています。
本音を言ってしまえば、僕は農業自体が楽しいのではなく、農業を通じて人と繋がるのが
面白くて、農業に魅力を感じて取り組んでいます。


これからの僕の目指すところ、夢は時が進むほど
逆に段々と形作ることができなくなってきました。
それは僕一人だけではできないことを知ったからです。
誰よりも美味しいスイカを作りたい。とても強く思う。そしてそれに対する努力は惜しまない。
でもそれができてもまだ50%以下なんです。
人に食べていただいて、沢山の笑顔を作り出し、そして僕とお客様の間に生まれる「何か」が
産まれて100%。

その「何か」は人との出会いが咲かせる、そこにしか咲かない「花」みたいなもの。
その花を咲かすことが目標であり、夢。
そしてその花一つ一つが「唯一無二」の花。
だから、どんな形や色や香りになるかなんてまるで予想できない。
僕だけの中で形になるわけがない。そして、その「何が起こるかわからない」。
それが楽しくて農業に取り組んでいるのです。
夢や目標を「決めない」こと。それが僕の夢と目標を実現する。
多くの皆さまに受け入れていただき、生かされていること。

これが僕の一番の幸せだと思っています。
トップページへ
すいかの生産・直売
土肥(どひ)農園  〒390-1401 長野県東筑摩郡波田町5266-1
Tel 0263-92-2871
Fax 0263-92-5903
   E-Mail info@dosuika.com